毎年、12月13日から、北野天満宮で授与される「大福梅(おおふくうめ)」
6月頃に境内の梅の木から採取した実で作られており、
元日に、招福息災の祈りをこめて、白湯に入れて頂く縁起物として知られています。
実は、戴くのは今年初めてです。
昨年、この梅を土用干しされているところに、
運よく通りかかって、初めての光景に感動し、ぜったいに年末授かろうと決めていたのです。
元日、カラカラに干し上げられた梅の実を、白湯に入れて、
新年を迎えた、まっさらな気持ちで戴きました。
2011年が、RACINEにとってよい年になりますように…
余談ですが、この大福梅を戴きに行った、昨年12月20日ごろ、
境内の梅の木の中に、少しだけですが、蕾が膨らんでいる木を発見しました!
もうあと1カ月もしないうちに、早咲きの梅が開花し始めるのかと思うと、
1年が過ぎていく速さを実感します。
なんだか、その速さに焦ってしまいますが、
蕾→花→実→大福梅
というサイクルを、身近に感じつつ、四季おりおりの姿を楽しむことができる、
この地で暮らせて、本当に良かったなぁと思います。