結婚記念日に・・・

 昨日にひき続き、これまた12月初旬の話なのですが、(忙しくて書けていませんでしたが、なんとか年内に書けました) 
 ナカガワ小麦店さんに行った日、ふたりで結婚記念日のお祝いをしました。
 (本当は12月12日が記念日なのですが、前倒ししてしまいました)
 どこか、美味しいレストランで食事を…という手もあったのですが、せっかくだから先日いただいたジビエ(12月2日のブログで書いていた鴨)を、美味しいワインとパンと一緒に味わおうということになりました。


 ワインは「マンスノーブル」。私達が大好きで、以前から記念日によく飲んでいたワインです。
 南仏・コルビエールの赤ワイン。2002年。
 ここ何年か飲んでいない間に、いつも買うお店で取り扱っているヴィンテージが2000年代に突入していました。
 久々に飲んでも、やっぱり美味しくて、香りが素晴らしいです。

 そして、お昼に買ってきたナカガワさんのパン。
 バケット、プチ・モンターニュ(食パンの生地を小さく丸めて焼いているようです)、パン・オ・ルヴァン、そして名前を忘れてしまってごめんなさい…フルーツいっぱいのハード系のパンと全粒粉の柔らかいロールパン。
 どれもしっかりと深い味わいのパンたち。
 なかでも、パン・オ・ルヴァンが本当に美味しかったです。

 いただいたジビエ。こちらが「ヨシガモ

 「カルガモ
 今の時期、脂がのっているそうで、すごく美味しかったです。

 いただいた鴨の羽をむしって、捌いて、調理できる状態にするのが大変なのですが、美味しいもののためなら頑張れます。 

 胸肉は大きいままロティ(ロースト)、レバー・心臓はソテーにして。
 ブルーチーズとポテトのグラタンを添えてあります。

 こちらは、前回いただいた首の青い「マガモ」の腿肉をコンフィ(低温のオイルの中でじっくりと火を通した保存食。ジビエの固い肉質もとても柔らかく食べることが出来ます)にしておいたもの。
 表面をパリッとフライパンで焼いて、サラダを添えていただきました。
 (日持ちする調理法なので、今回のカルガモヨシガモの腿肉はまたコンフィにしておきました)

 
 どれも野性らしさがあったのですが、程よい香り・歯ごたえで美味しかったです。
 初めて食べる種類の鴨に興味しんしんで、あっというまに無くなってしまいました。 

 
 我が家は、シェフと私の誕生日&結婚記念日が11月から12月にかけて、立て続けにやって来るのですが、あいにくその期間はたいてい毎年忙しく、ついつい「いろいろまとめてお祝い」で終わったり、お祝いらしいことをしないままだったりすることもあるのですが、今年の結婚記念日のお祝いは特別なものになりました。
 12月12日で、結婚してから丸7年。(銅婚式というのだそうです。)
 8年目はどんな1年になるのでしょうか…