クリスマスディナー、無事終了
おかげさまで、23日〜25日のクリスマス・ディナーにはたくさんのお客様に御来店いただきまして、本当にありがとうございました。
RACINEにとっては3度目のクリスマス。
少しずつではありますが、毎年、私達の店らしいクリスマス・ディナーの理想に近づいていっているように思います。
今年はメニューに工夫をしてみたり、ディスプレイを増やしてみたり…
そうゆう点も去年とは違うのですが、明らかに今までと違ったのは、リピーターの方の多さでした。
昨年までも、何組かは御常連様がいらっしゃったのですが、今年は前にも来てくださって「美味しかったから、クリスマスはここにした」という方が本当にたくさんいらっしゃって、嬉しかったです。
なかには、昨年作ったへクセンハウスを覚えていてくださったお客様もいて、「今年はお菓子の家、作らなかったんですか?」と聞いてくださったり、帰り際に「また来年のクリスマスも来ますね」と言ってくださる方も…
こうやって、何度も足を運んでくださるお客様に、私達ふたりの料理・サービスでしっかり応えていけるよう、また次の年も来ていただけるよう、これからも頑張りたいと思います。
↓ 今年のクリスマスのお料理です。
今年のアミューズは「フォアグラの冷製 エピス風味」
スパイスの効いたフォアグラは当店の人気メニューです。
今回は、それをカリカリに焼き上げたブリオッシュの上にのせて、つまんで召し上がっていただきました。
このために焼いた「ブリオッシュ・ムースリーヌ」(円筒形の型に入れて焼いたブリオッシュ)
久しぶりに、ブリオッシュを仕込みましたが、やっぱりこの味は好きなので、来年は天神市のテイクアウトにも登場させたいな、と思いました。
前菜は、「海の幸と聖護院カブラのジュレ 香草風味」
ウニ、ズワイカニ、帆立貝柱、自家製のスモークサーモンを使いました。
下にカブラのムースが敷いてあり、海の幸からとったジュ―で作ったジュレものっています。
魚料理は、「ホウボウと天使の海老、冬野菜のブイヤベース仕立て」
天使の海老がとても美味しいと何人かのお客様から言っていただきました。
サフラン風味のスープをきれいに全部飲んでくださっていたのが嬉しかったです。
お肉料理は2種類からのチョイスです。
上は「国産 牛フィレ肉のステーキ 赤ワインソース」
下は「茶路めん羊牧場産 仔羊の2種調理」
仔羊は当店でもだんだんとおなじみになってきた、北海道白糠町の武藤さんの羊です。
クリスマスにも、その貴重な羊を送っていただきました。(今回は12カ月齢のもの)
写真左側がもも肉をシンプルにローストしたもの、右がロース肉にマスタードとパン粉をつけてディアブル風に焼き上げたものです。
牛と羊、どちらかだったら、牛を選ばれる方の方が多いかな?と予想していたのですが、3日間が終わってみると、結果はぴったり半分づつでした。
デザートは「ホワイトチョコレートのムース いろいろなベリー添え」
今年はイヴに婚約されたばかりの方にもお越しいただき、そのお祝いもさせていただきました。
皆様のハッピーな時間に御一緒できた3日間。
ありがとうございました。