的紙 〜ハンター日記 vol.2

 本日は土曜日なのに臨時休業をいただいていて、御迷惑をおかけしております。
 実は今日、シェフが9月に受ける「狩猟試験」の講習会があり、それに出席するためお休みをいただきました。
 11月から猟に出られるよう、シェフは休憩時間も「狩猟読本」というのを読んで、着々と準備をすすめているようです。 


 休日には射撃場にも練習に行っていて、そちらはすごく楽しいそう。
 なかなか行ける日がないので、行けるときは午前中に家を出て、夕方までねばって練習しています。
 でも帰ってくるともう、次はいつ行けるかなぁと言っています。


 この間は帰ってきてから、その日撃った的紙を見せてもらいました。
 シェフの使っているのは空気銃なので、スコープを覗いて50m先の的紙を狙って撃ちます。
 (飛んでいるクレイを撃つのは散弾銃だそうです)
 50mって結構遠いと思うのですが、使う的紙は15cm弱くらいの小さなものです。
  
  左は使用後のもの。銃をレストで固定して撃つのは、だいぶ的の中心に当たるようになってきたそう。
  
  
 左の物のように、1枚の的紙を何回か撃つのですが、だんだんどこに当たったか分かりにくくなってくるので、
 ときどき的紙は交換します。いわば消耗品。
 なので、先日新しい的紙を求めて、小林銃砲店さんへ。
 的紙にはいろいろ種類があるようで、なんとこんなにかわいいものもあります。
  
 左はお酒の瓶が塀に並んでいて、右は雪だるま。
 絵の中の黒い丸を狙うようです。
 ベージュと黒の地味な的紙しか見たことなかったので、「これ、おもしろいね」とふたりで話しました。
 黙々と撃ち続ける射撃場での練習では、せめてもの気分転換になるかもしれません。
 こうゆうのも的紙になるんだったら、
 いつか厚紙に絵を描いて、オリジナル的紙を作ってシェフにプレゼントしようと思います。