へクセンハウス

 12月になりました。
 12月といえば、クリスマス★

 
 クリスマス・シーズンになると思いだすのが、「へクセンハウス
 クリスマス近くになると、パン屋さんのディスプレーに、「お菓子のおうち」が並べられているのを、見かけることはありませんか? 
 あれが、へクセンハウスです。
 へクセンハウスとは、ドイツ語で「魔女の家」という意味。
 「ヘンデルとグレーテル」を思い出しますよね。


 本場ドイツでは、この時期になると、レープクーヘンというお菓子の生地で作られて、
 街のあちこちで目にすることが出来るそうです。
 最近は日本でも、キットや型が販売されていて、手作りされている方が増えています。

 
 私は、京都伊勢丹の「アンデルセン京都店」で、パンの修業を3年間していましたが、
 その間毎年、このへクセンハウスを作る機会に恵まれ、楽しんで作らせていただきました。
 本当に大好きだった、へクセンハウス作り。
 仕事が終わってから、有志がそれぞれ1つずつ作るので、
 12月になると、売り場にいろんなおうちがずらりと並んでいた、アンデルセン
 今年もたくさん並ぶのでしょうか…?


 アンデルセンを辞めて、ブリアン平野店での修業、RACINEのオープンを経て、
 ずっと作っていなかったへクセンハウスを、今年4年ぶりに作ってみようと、計画中です。

 
 2006年に作ったへクセン。


 2005年に作ったへクセン。
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 今年は、まだ生地(レープクーヘンではなく、クッキー生地で作ります)と型紙までしかできていません。
 早く作らないと、クリスマスまで少しの期間しか飾れなくなってしまうので、
 急ぎ足ですすめようと思っています。
 小さな店内に飾る、小さなへクセン。
 出来上がるのが楽しみです。