2か月ほど前、仔羊パーティをRACINEで開いてくださった、スピンハウス ポンタさん。
羊の原毛を販売するほか、
あらゆる角度から羊にアプローチした雑誌「スピナッツ」や本の編集をされています。
(仔羊パーティについては、10月1日〜3日のブログを御覧ください)
先日「遊びに行ってもいいですか?」と思い切って聞いてみると、
「それならお昼12:00に来て」とおっしゃってくださり、今日のお昼伺うことになりました。
なんでも、スピンハウス ポンタさんのお昼ごはんは、スタッフのみなさんの1品持ち寄りスタイルで、
みんなでわいわいと召し上がっているそう。
なんだか楽しそうで、呼んでいただけてとてもうれしかったです。
今日は、次の天神さんで販売するパン「ダッチバンズ」の試作を朝からしていて、
その合間に、ポンタさんの所へ持っていくおかず作り。
RACINEシェフのお料理ではなくて、私の手料理で申し訳ないのですが、
「豚肉ときのこのミートローフ」完成。
持って行きやすいように、今日は型に詰めて焼きました。
そして、はじめてポンタさんに伺ってきました!
すごくあじわいのあるお宅を仕事場にされていらっしゃって、温かい雰囲気が漂っています。
お昼の様子はこんな感じ。
丸い卓を5人で囲んで、お話しながらいただきました。
羊飼い・武藤さんのレシピだという漬けだれに漬け、オーブンで焼きあげた豚肉、とっても美味しかったです。
(↑以前、仔羊パーティで使わせて頂いた、北海道・茶路緬羊牧場の武藤さんです)
揚げたての鶏のから揚げ、おでん、煮物…どれもやさしく、美味しく、幸せでした。
ごはんの後は、仕事場を案内してくださいました。
いろんな国の、いろんな羊たちの毛がどっさり!
毛糸になる前の、ちゃんと羊の香りのする原毛を初めて見せていただきました。
見た目、手触りの違いなども説明してくださり、
北海道の武藤さんの羊の原毛も見せていただきました。
帰りにはお土産まで頂いてしまって、恐縮です…
羊毛の靴下、羊毛からとれる脂・ラノリンで作った手作りせっけん、精製ラノリン(リップクリームとして使えるそうです)。
靴下は、武藤さんの羊の毛から作っているそうです。
こんな貴重なものを頂き、宝物になりました。大事に使わせていただきます!
食用の羊を大切に育てて、「命を無駄なく頂く」ことを実践しておられる武藤さん。
羊の毛を用途に応じて使い分け、無駄なく使いきるポンタさん。
羊の内も外も、大切に大切に扱われているお二人に出会えて、
気づかされること、考えさせられることがたくさんあります。
例えば、私ももっと粉とかパン種とかうまく使いきれないかな?とか…
飽食の時代ですが、ちゃんと素材に「ありがとう」って食べること、忘れちゃ駄目ですよね。
今日は楽しいだけでなくて、いい勉強になりました、ありがとうございました。
ポンタさん、これからも宜しくお願い致します。