はじめてRACINEに来られた方にお出しすると、
「ゆで卵みたい!」
「変わったバターの器ですね」
「どうやって詰めているんですか?」 etc
と、いろいろな反応をいただいているバターの器。
とくに、「卵みたい」というのはよく言われます。
この器は本当は、アミューズ(お付きだし)を入れるための小さな器なんだそうです。
この器に出会ったのは、オープン前にショールームで、食器を選んでいる時でした。
全然決まらなかったバター入れ。
ほかのお皿は次々と決まっていくのに、バターの器だけは、「これだ!」というものが見つけられず・・・
とりあえず、これにしとこうか? という感じで選びました。
でもでも!
実際バターを詰めてみると、意外とかわいくて、お客様にも好評で、
今では、この器にしてよかったと思っています。
室温で柔らかくしたバターを、パレットナイフでいっぱいまで詰めたら、はみだした部分をきれいに拭いて・・・
「にぬき」のできあがり。
最初慣れるまでは、なかなか上手にできなくて悪戦苦闘しましたが、今では、バター詰めは大好きな仕事のひとつになりました。(きれいにできると、快感なのです!)